古河文学館
鷹見久太郎と絵雑誌『コドモノクニ』テーマ展示「かわいい動物」
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古河文学館
鷹見久太郎と絵雑誌『コドモノクニ』テーマ展示「かわいい動物」
清水良雄「ライオン」、横山隆一「イタズラ好きの犬」、東山新吉(魁夷)「ロンドン動物園」、岩岡とも枝「猫に首輪を」などを中心に、動物を描いた作品を紹介します。
メタボンさん
投稿日:2024年05月04日
GW中に訪れ、古河文学館・第2室で展示中のこちらを観覧しました。大正11年創刊の絵雑誌「コドモノクニ」とその後継誌「コドモノテンチ」に掲載された各種の動物の絵を集めたものです。子供向けらしく、身近に見られる動物(ネコ・イヌ・カエル・小鳥等)が多いですが、ブタ・ウシ・アヒル・リス・クマ・オオカミ・ゾウ・ライオン等も題材に挙げられています。日本画の大家の東山魁夷が、欧州留学時に描いた「ロンドン動物園」の作品により、この絵雑誌シリーズに参画(展示はゾウの絵)していたことを初めて知りました。また「フクちゃん」で知られた漫画家・横山隆一がイヌの絵(イタズラ好きの犬)を提供していることも。「誌上動物園」という企画ページも面白い。いずれの作品も昔懐かしい感じの絵柄ながら、新鮮な印象も受けました。
※口コミは訪問当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。