矢口酒店(ヤグチサケテン)

茨城県指定重要文化財の中で、江戸時代から続く酒屋さん!

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矢口酒店

みなさんが矢口酒店に訪れて最初に驚くのはこの建物だと思います。200年以上前の江戸時代から矢口酒店は、嘉衛2年の頃から変わらぬ建物で営業を続けています。そのため、昭和55年に茨城県から県の重要文化財として指定されました。いまは街の酒屋として、ま...

矢口酒店
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メタボン
メタボンさん
投稿日:2021年08月27日
4

亀城公園の南東にある黒い土蔵造が特徴の古い商家で、最近まで酒店でした(現在は南接の仮店舗で酒店営業中)。天保12年9月の大火で土蔵造になった代表的な建造物として県指定文化財になっています。仮店舗の方にお話を伺いがてら、土蔵店舗内を案内してもらえました。家相図が天保9年のものまであることから、少なくとも183年前から存在することになります。ただ10年前の東日本大震災時に、店舗内は無事だったものの、土蔵の土壁等が広範囲に崩壊してしまい、その後4年の歳月をかけて修復したそうです(県文化財ゆえ、県・市が修復費用を一部拠出したとか)。そのためか黒塗り壁が年代の割に綺麗に見えます。店蔵の正面玄関は亀城側に向き、店尻をお城に向けぬ配慮だとか。店蔵は店と居室から成っており2階建て。同じく2階建ての袖蔵が隣接し、奥には元蔵があります。初代は造り酒屋だったようですが、土浦の水はそれほど良くないとかで、酒造業は既に途絶えているとか。また呉服商になったり、亀城に出入りしていた両替商でもあったとかで、当時の千両箱も見せてもらいました。酒造り・醸造と言えば土浦は醤油で有名(この近所(?)にあったキッコーダイの大国屋(缶詰等で知られる国分の発祥)等)なので、醤油の話も伺えました。お店で扱っている地酒で「水郷土浦」は既に扱っておらず、「蔵のある街」のみとのことで、記念にこれを購入しました。これら2つの銘柄酒の由来・経緯について、その裏話も伺えました。

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